日本の城跡
潤井戸陣屋
陣屋近隣 |
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略史 永井直勝の嫡男尚政は上杉景勝征討、関ヶ原の役に参陣した。そして徳川秀忠に近習し、常陸貝原塚に一千石を与えられ、秀忠の将軍宣下に際して信濃守に任じられた。その後大坂の陣でも軍功を挙げ、小姓組番頭になり、武蔵菖蒲領と近江滋賀郡に四千石を加増された。更に翌年、上総潤井戸において一万石を加増された為、陣屋を構えて立藩した。尚政はその後老中に昇進、更に加増され二万四千石を領有した。1626年に父直勝が死去した為、尚政は常陸古河の遺領を相続、古河に転封となり潤井戸藩は廃藩となった。 |