日本の城跡

岡部氏館

普済寺・館
訪問日 H１９年１０月
ポイント 小山川に面する台地に構築。上野、下野の山々が手に取るように見え、利根川も眼下にする。この水利を使い広い耕地を開墾して勢力を蓄えたもの。
印象 普済寺及び畑地になっている。殆んど遺構は見られない。しかし眺望がすばらしい、そして普済寺は高くなっており、一面の畑地が広がっている。近くに忠澄の墓がぽつりとあり八基の五輪塔が並立していた。
地図
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略史　　武蔵七党の一つ、小野氏猪俣党の一族が岡部に居住して岡部氏と称した。岡部忠澄は源氏に従い、平治の乱の時近隣の長井実盛、猪俣範網、熊谷直実らと参加し、義平麾下の十七騎の一人として奮戦した。源頼朝の挙兵に参陣して武功を立て、特に平忠度を討ち取り、忠度の知行地や伊勢国の地頭職を与えられた。又奥州征伐でも軍功を立てている。
遠望
普済寺・館
岡部忠澄の墓所
同五輪塔