石垣積みの天守台 |
訪問日 |
H29年10月 |
ポイント |
城は村山盆地から米沢に抜ける羽州街道沿いに位置し、三方を天然の渓谷に囲まれた小丘陵にある。頂上に石垣塁を方形に積み上げた天守台を持つ主郭を中心に、南東方向にL字状に延びた稜線を階段状に加工した階郭式縄張りである。各郭には土塁と腰郭があり、更に各郭間は高い切岸で区画され、上の郭から横矢がかかるように、上の郭への進入路は切岸を長く迂回するように設定されている。特に三の郭から二の郭への堀底状の進入路は、五度クランクする多重折れになっている。また三の郭、二の郭の虎口は折れ虎口にもなっている等防備を固めている。 |
印象 |
御役陣屋跡に駐車し登城。少し舐めていたせいか、坂道がきつかった。三の郭の腰郭から、横矢がかかる切岸や堀底道をクランクしながら、二の郭・主郭へ導かれる。そして主郭の東隅にはなんと、石垣積みの天守台が!予想していなかっただけに本当に感激した。全体的には草が生い茂り、切岸・虎口・土塁がいまいちはっきり確認できなかったが、石垣積みの天守台で満足した。 |
地図 |
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