日本の城跡

青島神社

 
青島神社本殿
 
御祭神ほか 青島は全島が熱帯・亜熱帯植物の群生地として、国の特別天然記念物に指定。「鬼の洗濯岩」と称される周囲の隆起海床と奇形波蝕痕は国の天然記念物に。幣殿内に鎮座する弁財天は日向七福神の一つ。祭神は山幸海幸神話に因む神で、縁結び・安産・航海安全の神として信仰を集めている。
印象 50年ぶりの青島訪問。「鬼の洗濯岩」は少し以前より削られたような気がしたが、人間や動物の顔に似た岩があり、楽しんで回った。改めて自然の力を感じさせる島だ。青島神社は縁結びの神として、また今はやりのパワースポットとして人気があるようで若い人々が結構お参りしていた。その関係か、地元の宮崎テレビの撮影があり、美人女子アナを拝顔できた。
略史   彦火火出見命(あまつひだかひこほほでみのみこと)が海積宮から帰還した際に青島に上陸して宮を営んだ為、その宮跡に命と彦火火出見命・豊玉姫命・塩筒大神の三神を祀った。奉祀の年代は明確ではないが、平安期の「日向土産」なる書に「嵯峨天皇の御宇奉崇青島大明神」記載され、室町期以降は藩主伊東家が崇敬厚く、社殿の改築、境内の保全に尽力した。明治期以後は御祭神の御威霊を仰ぎ、熱帯植物が繁茂する国内絶無の霊域を来るひとも多い。明治に村社に列し、戦後に神社本庁の別表神社となった。

青島遠望

鬼の洗濯岩


青島神社

元宮

夫婦ビロウ

50年ほど前の