日本の城跡

小倉山城(別称:小倉居館・上有知城)

模擬櫓
訪問日 S63年 7月
ポイント 長良川を背にし、前面は沼田であった。長良川の水運を利用した町づくりをした。城下に菩提寺の清泰寺を建立。
印象 公園になっているが比較的城跡の雰囲気が残っている。模擬櫓や塀が再現され、地震による改変はあったようだが、石垣が想像以上であった。菩提寺の清泰寺は禅宗らしく整然とし、きりっとしたお寺である。
地図
地図をクリックすると拡大します

略史  戦国末期に東隣の鉈尾山城に佐藤氏が居城していたが、関ヶ原の前哨戦で西軍の岐阜城で討死した。東軍に与した飛騨高山城主金森長近は軍功挙げ当地を加増され、高山を養子の可重に託し、小倉山に築城した。長近没後、実子の長光が当地を分知され立藩したが6才で没し、無嗣除封となり城は破却、尾張家が支配した。
遠望
 
  城碑
  水脈
  
本丸へ
石垣
岩盤が露出
 土塁・石塁
  
本丸より
以下菩提寺・清泰寺