日本の城跡
四稜郭
(別称:新五稜郭)
虎口
訪問日
H11年 9月
ポイント
五稜郭と同じ洋式城郭。四角形なので四稜郭と呼ばれる。五稜郭を支援する急造の砲塁。中央の幅が狭く、ちょうど蝶が羽根を広げた形になっている。日本城郭史最後の稜堡式城郭。
印象
住宅街を抜け、少し山を上がっていくと四稜郭がある。砲台の跡等遺構は良く残っている。急造で築城したらしく土塁、堀の規模は小さいが城内を駆け廻る旧幕府軍の姿が浮かんだ。
地図
地図をクリックすると拡大します
略史 五稜郭の北、権現山傾斜地にある要害の地。平野にある五稜郭を守る出丸的保塁。築城にあたったのは陸軍奉行大鳥圭介とのこと。政府軍は五稜郭の前線基地の四稜郭を攻撃、これに対し守備隊と榎本軍の挟撃で攻撃軍の岡山、徳山藩兵は一時不利に陥った長州藩兵の応援で榎本軍は五稜郭に撤退した。
縄張り
砲台・土塁・空堀
砲台・郭内
郭内・土塁
土塁