日本の城跡

古渡城(別称:古渡陣屋)

城碑
訪問日 H18年 8月
ポイント 秀吉の重臣で、関ヶ原で西軍に味方し幽居していた、名築城家丹羽長重の復帰第一歩の城。丹羽氏は徳川氏に重用され、この恩義を明治まで外様ながら持ち続けた。
印象 所在が分からず、諦めかけた時に入った地元のスーパーの人に聞いて分かったもの、感謝。弁天社の所で、案内もあったが、あるという濠、土塁を見分けられなかった。
地図
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略史  家康の関東入部に伴い、家臣の山岡景友に一万石を与え築城さす。品川に幽居していた丹羽長重、古渡で諸侯に取立てられる。越前北ノ庄城主長重は丹羽長秀の嫡男で秀吉に仕えていたが家臣の軍律違反や軍法違反で秀吉の怒りを触れ越前・加賀・若狭の所領没収の上小松に封じられた。そして関ヶ原で西軍に味方し所領を没収されていたもの。名築城家である長重は徳川家に認められ、江戸崎移封後、棚倉、白河、二本松城と奥州押さえの重要城郭を築城していった。
案内
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