日本の城跡

花室城

花室城郭の一つ・手前は堀跡
訪問日 H20年10月、H21年 6月
ポイント 南北に長い舌状台地の上に自然地形を利用した平城。巾20から25m.の堀が巡っている。
印象 土浦に行くバイパス道路に城跡は分断されている。覚王寺近隣ということで廻ったが、寺は郭の一つ。わずかに土塁らしきものがある。道路の反対側に本城があり、本城の方には土塁・空堀が残っている。   再訪、本丸中心一周す。八坂神社の裏に土塁・空掘跡あり。更にバイパス陸橋を渡り、本丸へ。畑になっており、奥に土塁が残っている。バイパスに伴う開発で切り刻まれた感じ。
地図
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略史  大津長門之助の居城。室町時代後期の築城であろう。常陸の豪族佐竹義重は一時、小田氏の配下として花室城の守りにも支援したが、小田氏と争いとなり、土浦の合戦で大津氏は討死している。その後花室城は廃城に。
覚王寺
堀切
土塁
土塁・空堀
近隣の農家門
下二段はH21年2月撮影
  民家の中にある八坂神社
同裏の土塁
神社裏から本丸に通じる陸橋
  
 同バイパス、左が本丸
本丸
空堀
本丸方向