日本の城跡

平沢官衙

高床式倉庫群・背後の筑波山
訪問日 H20年 9月
ポイント 周囲は旧石器時代から中世までの人々が暮していた。当官衙は高床式倉庫とみられる多数の建物が大きな溝に囲まれ綺麗に並んでいることから、稲などを納めた筑波番役所内の正倉院(城)であろう。
印象 国指定遺跡公園として整備。再建建物、堀がある。彼岸花、ハギが綺麗に咲いていた。筑波山をバックにした光景は印象深いものある。古代米も実をつけ頭を下げていた。当地が古代から住み易い所であったことが分かる。ただ、日光連山から吹き付ける烈風は凄いと公園管理人が説明してくれた。親切な人で北条地区の歴史も色々教えてくれた。
地図
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略史  奈良・平安時代の役所。官衙は古代にあったいろいろの役所の総称。掘立柱建物跡55棟、礎石建物基壇跡4基、大溝跡、柵列跡、竪穴住居跡25軒が発見された。
高床式倉庫群・黒米
高床式倉庫
礎石・背後の多気城
堀跡・背後の多気城
背後の多気城・黒米
堀・礎石群
遠望
官衙前の大池
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