遠望 |
訪問日 |
H21年 7月 |
ポイント |
比高15mの丘上に築かれ、南は絶壁、北は傾斜地で、三面が水田に囲まれ,北の夜越川が天然の堀をなす要害である。T郭・U郭・V郭で構成された連郭式縄張りで、その周囲は土塁・空掘・堀切で固め、更に腰郭・帯郭で守っていた。また多様な導入路を持っており、戦略的・技巧的な城跡であった。 |
印象 |
T郭・U郭・V郭(公園)から構成され、よくまとまっった戦国時代の地方豪族の城。入口が分からず一周す。堀切で少し隙間があったので強引に進入。ここでびっくりした。深く両側が切り立った堀切道で迫りくるものは圧巻だ。U郭、T郭に這い上がるも、夏の雑草におおわれ残念ながら構造がはっきりしなかった。しかしそのなかに帯郭・腰郭・空掘・土塁・虎口等が多数残っており楽しんだ。対照的にV郭は運動公園になっており遺構は消滅している。城碑と案内がU郭の端に立っているが導入路がはっきりせず苦労した。 |
地図 |
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