日本の城跡

宇留野城

T郭・日向神社、周囲に土塁あり
訪問日 H21年 6月
ポイント 宇留野城は久慈川の低地と浸蝕谷によって形成された突出した台地上にある。浸蝕谷の東西両側の七つの郭で構成されているが、西側の郭は開発で遺構は殆どのこっていない。東側は不便だった為か二重の土塁と空堀、帯郭、犬走りが残っている。
印象 T郭、U郭、V郭、帯郭が分かる。T郭は神社、U郭は元廃車場で今はないが柵が張られており入れない。V郭は植林されていた。いずれも土塁・空掘に囲まれている。久慈川からは高い断層の上にある。
地図
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略史  佐竹氏十四代義俊の妾腹の男子二人がこの地に分家した。長子が宇留野氏を称し、弟義長を養子として家系を相続させた。関ヶ原後、佐竹義宣は秋田への国替えになり、宇留野義重が同行した為当城は廃城となった。
案内
V郭とU郭
U郭
T郭土塁・空堀
T郭
T郭土塁・空堀
同帯郭
T郭土塁・犬走り
U郭とV郭の堀切
V郭空堀
V郭
T郭下の水堀
T郭帯郭
神社参道
遠望