坂田城遠望 |
| 訪問日 |
H21年 4月 |
| ポイント |
戦国末期の丘陵式城郭。半島状台地のほぼ全域を占めており、郭は直線連郭変体になっている。郭はT郭から五郭まであり、それぞれ腰郭を備えている。土塁は郭側に「武者走り」を持ち、深い所では10mある。堀は空掘で、薬研堀・箱堀が掘られ、堀線が微妙に屈曲して主郭部に攻める敵に横矢ができる機能を備えている。その他虎口、馬出し、櫓台、吊橋、水濠などに工夫がされている。 |
| 印象 |
城山周辺は国の資金でも入ったのか、麓の中学校、池、公園が奇麗に整備されている。どこかで見たような景色だと思ったら、数年前に来た所だった。その時は時間がなく池の周辺のみで終った。城山は立派。土塁・空掘・桝形虎口等整備され残っていた。外城まで入れるとかなりの規模の城だが、土豪クラスでは大きすぎて防御しにくいのでは、と疑問をもった。しかし予想以上の遺構で、見ごたえあった。 |
| 地図 |
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