日本の城跡

真岡城(別称:芳賀城・真岡陣屋)

城山公園・二の丸
訪問日 H18年12月
ポイント 本丸は真岡小の敷地、二の丸には幕府直轄領後の代官所が置かれていた。外堀の行屋川から20m.程高くなっている台地に築かれており北側には深い空堀と土塁で固めている。
印象 直轄領として支配されたせいか、堀、土塁の遺構が残っている。小学校と公園になっておりかなり規模の大きな城である。行屋川沿いの土塁が無かったはずの立派な石垣になっていたのにはびっくりしたが?
地図
地図をクリックすると拡大します

略史  芳賀高継の築城。芳賀氏は天武天皇の皇子舎人親王といわれているが? 芳賀氏は益子氏と共に宇都宮氏の重臣として支えてきた。高継の時嗣子なく宇都宮国綱の弟、高武を後継として迎えた。しかし宇都宮氏の改易に伴い芳賀氏も所領を没収され追放された。その後、浅野長政の次男長重が陣屋を構えて立藩したが加増受け真壁へ。堀氏の入転封後、常陸柿岡に蟄居していた稲葉正成が召し返され入封。次の正勝の時小田原に転封となり廃藩、江戸幕府の直轄領として代官所が明治まで置かれた。
案内
真岡小・本丸
本丸・二の丸堀
二の丸土塁
行屋川の高札所
高札
行屋川から本丸を