主郭と三郭間の堀切 |
訪問日 |
H24年 4月 |
ポイント |
丘陵地帯の先端にあり、東側を山田川が流れ、最高地に主郭を置き、麓に居館を置く典型的根小屋式の城。宇都宮氏の支城として築城、自然の地形を巧みに利用した堅城である。城は三つの郭からなり、それぞれの郭は土橋でつながれ、周囲には高さ2m程の土塁と深さ7m幅14m程の堀が巡っている。また郭内に井戸の跡もある等中世の山城がこれほど大規模かつ完全に残っている貴重な遺構である。 |
印象 |
私有地になっている。椎茸栽培の為の入山禁止とカタクリの群生地による入山規制の立て札があったが、申し訳なく思いつつ、注意深く登城した。所有者が管理されている為、藪も少なく比較的きれいで、三つの郭を中心に土橋・堀切・竪堀・土塁等の遺構が残っていた。特に主郭南の土橋・堀切は見事であった。椎茸栽培をしていた三郭への入城は遠慮し、足早に城山を下山した。 |
地図 |
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