虎口(近年切断もの)内部より |
訪問日 |
H25年 4月 |
ポイント |
城は鬼怒川と大谷川に挟まれた地にあり、鬼怒川右岸に発達した河岸段丘のうち最も高い段丘上にある。80m四方の方形の館で2m程の土塁に囲まれている。土塁の東南部は直下の梅ヶ沢まで20mほどの急崖となり、北東部は下の段丘面まで20m程急斜面になっている。平地と連続する北西部と南西部には、幅3から4m、深さ2から3mの水堀を巡らしている。典型的な中世地方豪族の館跡。 |
印象 |
民家の脇に案内あり。入っていくと、何の変哲もない林。ここに城跡があるのかと疑っていくうちに、なんと土塁・虎口(近年切断もの)が忽然と現れびっくり。更に水堀に囲まれていた。石橋の橋を渡り入る。周囲は高さ2m程の土塁でしっかり固めていた。沢の水と小川を上手く引き入れた水堀、水堀からの土塁は高く、急傾斜である。どんどん嬉しくなって夢中で歩き廻った。藪が半分くらい覆っており、残念だったがどっしりとした城だった。 |
地図 |
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