日本の城跡

石巻城(別称:日和山城)

城山・城碑
訪問日 H 5年11月
ポイント 北上川河口(当時は大きな河口をもたない入り江)の西岸にそびえる日和山にある。太平洋をはじめ周囲を眺望できる。伊達政宗は本心で岩出山から、ここ日和山に居城を築城しようと考えた。因みに政宗はその後追波湾に注いでいた北上川の本流を直接石巻湾にも分流させ石巻を米の集積、積出港として発展した。
印象 眺望がすばらしい。ただ公園と神社の境内になっており城の雰囲気は少ない。ここに政宗が本拠を置こうと考えた事が分かる。
地図
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略史  葛西氏は頼朝の奥州攻めに従軍して軍功たてこの地を領し奥州総奉行となる。四代清経の時鎌倉から移住し石巻城を築城し代々居城する。南朝方として北畠顕家の主力となり勢力を拡大し、大崎、伊達氏と並ぶ有力大名になり居城も石巻から寺池に移した。(当城廃城)しかし秀吉の小田原征討に参陣せず所領を没収された。
鹿島御児社・主郭
土塁・郭
土塁
遠望
城山より石巻港を