日本の城跡

国分寺:国分尼寺

仁王門
訪問日 H6年 7月
ポイント 日本最北端にある国分寺、国分尼寺。。しかも真言宗智山派の護国山国分寺、曹洞宗、護国山国分尼寺として現存しており全国でも珍しい。南大門、中門、金堂、講堂が一直線に並び、創建当時の伽藍が目の当りにできるほど礎石群が見事に保全されている。
印象 公園として整備されており、礎石等見易い。今も寺が現存しており全国いくつかの国分寺を見たが確かに珍しい。萱葺きの二王門が良い。市民のオアシスだ。
地図
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略史  国家鎮護と人々の無病息災を願って聖武天皇の詔により全国に建てられたものの一つ。開基当時から藤原氏の加護にあり守られてきたが、源頼朝の奥州征伐の際焼き討ちに合い全焼。その後仙台に居を移した伊達政宗が講堂跡に薬師堂を、南大門跡に仁王門を建て、明治の廃仏毀釈にも土地を一部切売りして維持したという。
 講堂・手前は金堂礎石
七重塔礎石・鐘楼
石碑
現代の国分尼寺
和賀忠親墓所