日本の城跡
輪王寺
仁王門
訪問日
H7年11月
ポイント
北山五山、満勝寺・資福寺・東昌寺・光明寺・覚範寺と並ぶ寺格を持つ。政宗は北山に五山をはじめ寺を集め高僧、名僧を輩出し宗教、文化面だけでなく政治、外交等多くの分野で重要な役割を果たした。又北からの侵入を防ぐ砦の役割も。
印象
伊達家の厚い庇護もあり、重厚な雰囲気と美しい庭園が心に残った。明治以降の歴代住職の復興に向けた寝食を忘れた努力があったという。七堂伽藍が整い、東北有数の名園となった。
地図
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略史 伊達家九代政宗の夫人、蘭庭明玉禅尼の所願により十一代持宗が太菴梵守和尚を開山として福島県梁川に創立した寺で、金剛宝山輪王禅寺を賜っている。輪王寺の草創期は伊達氏の躍進の時期と重なり、伊達氏が梁川、西山、会津、米沢、岩出山、仙台と変わるにつれ輪王寺も転々とした。現在地に移ったのは慶長七年で以後輪王寺は伊達氏の庇護の元、奥州における曹洞宗の一大叢林として君臨した。
本堂
庭園
参道