日本の城跡

塩釜神社

真神門
訪問日 H6年 4月
ポイント 東北鎮護・陸奥一之宮。奈良時代国府と鎮守府を兼ねた多賀城の精神的支えとなり信仰された。武家社会には陸奥国総鎮守として領主が大神主(宮司)を務めた。
印象 桜の満開の時行く。歴史を感じる神社。小高い山の上にあり塩釜湾の景色がすばらしい、ここから塩土老翁神が上陸したとの事。
地図
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略史  創建は奈良時代以前。国府の多賀城の守護と蝦夷地平定の精神的支えとして都からの政府の人々に厚く信仰された。武家社会になると奥州藤原氏、中世武家領主から厚く信仰を受け中世以降の領主は大神主(宮司)を務めた。特に江戸時代には伊達氏の信仰が特に厚く歴代藩主が全て大神主を務めた。従って塩釜神社には歴代の宮司家が存在しない。因みに名の由来は塩釜神社の三神の内、武の神である香取・鹿島の神は東北地方を平定後元の宮に戻ったが、塩土老翁神は塩釜に残り人々に製塩法を教えた。
唐門前の桜
唐門
庭園