日本の城跡
杉薬師・双林寺
33観音坂 |
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略史 杉薬師は約1200年前、孝謙天皇の勅願で創建と言う。孝謙天皇が病気になった時陰陽師に占わせたところ、奥州に杉の大木がありその木の精が紫辰殿をおかしている為に病気になったという。その為天皇は早速この木を切らせようとしたところ切り口から真っ赤な血が流れ出し更にその切り口が一夜にして元通りに戻っていた。この事を朝廷に報告、再度占ってもらうと”杉の東北の広野に生えているちがやをもって縄を作り切り口につめよ”という返事が来た。その通りにしたところ何事も無く杉を切り倒す事ができ天皇の病気も治ったという。天皇は大変感謝し切った跡にお堂を建てさせたのが杉薬師のはじめという。 |