日本の城跡

杉薬師・双林寺

33観音坂
訪問日 H8年 4月
ポイント 樹齢1200年を超える巨木杉。
印象 ”お薬師様”、”杉薬師様”と呼ばれ親しまれている。杉の巨木、薬師瑠璃殿が歴史を感じさせる。
地図

略史  杉薬師は約1200年前、孝謙天皇の勅願で創建と言う。孝謙天皇が病気になった時陰陽師に占わせたところ、奥州に杉の大木がありその木の精が紫辰殿をおかしている為に病気になったという。その為天皇は早速この木を切らせようとしたところ切り口から真っ赤な血が流れ出し更にその切り口が一夜にして元通りに戻っていた。この事を朝廷に報告、再度占ってもらうと”杉の東北の広野に生えているちがやをもって縄を作り切り口につめよ”という返事が来た。その通りにしたところ何事も無く杉を切り倒す事ができ天皇の病気も治ったという。天皇は大変感謝し切った跡にお堂を建てさせたのが杉薬師のはじめという。
33観音
地蔵
  姥杉
   
薬師瑠璃殿
本堂
桜満開