日本の城跡

瑞巌寺(正式名:松島青龍山瑞巌円福禅寺)

参道・中門
訪問日 H5年 7月
ポイント 伊達政宗が心血を注いだ寺。国宝、重要文化財が多数残る。天皇を迎える仕様になっている。仙台城が万一の場合に海上へ逃れる拠点とも。
印象 重厚な建物。寺とは思えない武家御殿の雰囲気。政宗の様々な思いが感じられる。
地図
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略史  創建は平安時代初期、比叡山延暦寺座主慈覚大師円仁が淳和天皇の詔勅を奉じ松島に来て寺を建立し、延福寺と命名。藤原氏、鎌倉幕府の庇護を受けたが鎌倉中期に滅亡、替って円福寺として存続し勢力を伸長していった。しかし戦国時代を経て衰退、関ヶ原後伊達政宗が神社仏閣の造営を行い平泉の中尊寺に並ぶ古代以来の名刹を桃山期の斬新な様式を導入、当寺の造営に心血を注いだ。そして伊達家の厚い庇護を受け領内随一の規模格式を誇った。
庫裏
御成門・臥竜梅
庫裏・廊下
五大堂
松島絶景