日本の城跡

神魂神社


本殿
 訪問日  H26年10月
 ポイント  伊弉冉大神を主祭神とし、伊弉諾大神を配祀する。本殿は現存する最古の大社造建造物であり国宝。貴布祢稲荷両神社の社殿は珍しい二間社流造で重要文化財。カモスと読むのは神霊の鎮まり坐す所の「神坐所」(かみますどころ)がカンマスになり、更にカモスとなったという。
 印象  最初、神社に何で行くのかなと思っていたが、来てみてびっくり、規模こそ小さいが出雲大社と同じ造り。高床式で、分厚い桧皮葺き屋根がすばらしい。
 地図  
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略史  創建は平安時代中期以降と見られる。当社は出雲国府に近い古代出雲の中心地であり、社伝では天穂日命の子孫が出雲国造として25代まで当社に奉仕したという。出雲国造家は現在は出雲大社の宮司家であるが、国造家の代替わりのときの「神火相続式」、「古伝新嘗祭」は、明治初年までは当社に参向して行われていた。当社は意宇六社(おうろくしゃ)の一つで格式の高い神社。意宇六社とは、松江市・安来市・八束郡・能義郡に鎮座する熊野神社・真名井神社・六所神社・八重垣神社・神魂神社・損屋神社の六社。

参道

清め

本殿

貴布祢神社

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