日本の城跡

播磨国分寺

金堂跡・講堂跡[現存寺)方面
訪問日 H22年 2月
ポイント 市川左岸に位置し、播磨国府の対岸。近くには播磨最大の前方後円墳である壇場山古墳を中心に古墳群が展開しており、建立場所は地元有力者が関わっていた。約210m四方の正方形の寺域をもち、南より南大門、中門、金堂、講堂が整然と並び、中門と金堂が回廊で結ばれていた。
印象 現在の中心街からははずれているが、国府や古墳群が近隣にあり、往時のにぎわいが想像される。築地塀も復元され、整然とした遺構だ。現存寺がどっしりと構えている。
地図
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略史  奈良時代の天平年間、聖武天皇の勅令によって建立。総本山は奈良の東大寺、全国68ケ所に造られた。
金堂跡方面 塔跡
復元された築地塀
南門跡 復元土塁・通路