日本の城跡

応神天皇陵(別称:誉太御廟山古墳)

 訪問日  H26年 4月
 ポイント  古市古墳群で最大の前方後円墳。墳丘長約425m、後円部直径250m、高さ35m、前方部幅300m、高さ36m。仁徳天皇陵に次いで2番目の大きさだが、築造した時に使用した土の量は上回っている。墳丘は3段に積重ねられ、斜面は一面に石が葺かされており、更に平坦な部分には推定2万本の円筒埴輪が立ち並べられていた。
 印象  ただ大きい。日本で二番目の大きさとのこと。下からは全体像は分からないが、大きいことは充分分かった。拝礼は他の天皇陵と同じく、柵で囲われた場所。天皇陵の前に大鳥塚古墳があったが、この周囲にはいたるところに古墳が点在していた。やはり大和王権の地域だなあと改めて感じた。
 地図  
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略史  応神天皇の御名は誉田別尊。父は仲哀天皇、母は神功皇后。西暦200年に生まれ、310年に没す。在位は270年から310年までの41年間。陵の造営は5世紀前半と言われている。

天皇陵入口


大鳥塚古墳


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