本堂大悲閣 |
訪問日 |
H16年 3月 |
ポイント |
本尊の聖観世音菩薩は行基が彫っていたところ、木肌から一筋の生血が流れ落ち、観音様に魂が宿った証として、粗削りのまま本尊とした。後に「生身の観音」と呼ばれた。元寇の役の戦勝として近江守護佐々木氏が建立された国宝の本堂初め、重文の復元された鎌倉時代の三重塔、同じ重文の室町時代の二天門など歴史的なものが多い。これらは織田信長の焼討ちの時、僧の機智により焼失を免れた。 |
印象 |
比較的整備が良く、山岳城郭だった趣が残り石垣・石段が延々と続いている。石段を登ったところに西明寺同様、本堂・二天門・三重塔が残りすばらしい。更に参道途中の本坊明寿院の庭園は桃山・江戸時代に造られたどっしりとした品格ある庭。湖東三山は車を使わず歩いて廻ると、周辺の集落のたたずまいも味わえお奨めだ。距離もあり大変だが。 |
地図 |
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