大宮の御土居 |
訪問日 |
H22年 5月 |
ポイント |
御土居は濠池を掘り、その土を盛り上げて大堤とし竹を植えこんだもの。防御と共に賀茂川の氾濫から市街地を守る災害対策の意味も持っていた。総延長は22,5`で、高さは約3mで幅が広いもので10m以上の環濠が付いていた。土居の外側の賀茂川、紙屋川を天然の水堀とした。主要街道の十口(鞍馬口・千本口・二条口・東寺口等)には木戸が設けられていた。 |
印象 |
備中高松城の水攻めで土塁を廻らせた秀吉が、力にものいわせて守りにくい京都の防備として都市城壁を造らせたもの。効果の程はどうだったろうか。中心部を囲んでいたが、その一部、九ヶ所が残っている。今回は大宮周辺の二ヶ所を廻ったが、高い土居と深い堀はなかなかの迫力だった。 |
地図 |
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