集落

訪問日	Ｈ２６年　４月
ポイント	代表的環濠集落。一部の環濠はコンクリートで固められているが、集落の東から北東側にかけては、比較的環濠の本来の姿を残している。鬼門に当たる北東側は七曲りと呼ばれる折を用いた構造になっており、鬼門除けの意味もあったようだ。南側には稗田阿礼を祀る売太神社が鎮座している。
印象	集落防衛の為の濠。集落の中は狭い道が張り巡らされている。環濠の守り神の売太神社が鎮座し、住民に守られている。一部の環濠は狭くなっているが、昔の雰囲気が残っていた。
地図

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略史　　集落を防衛するために、中世期に造られたと思われる。文安元年（1444）に古市胤仙が、筒井氏勢を追って稗田に陣を置いたとの記録があり、文明十一年(1479）には筒井氏が稗田を攻めて火をかけたとの記録がある。