日本の城跡
西大寺
略史 奈良時代に孝謙上皇が藤原仲麻呂の乱平定を祈願して金銅四天王像の造立を発願、僧・常騰を開山として建立。西大寺の名は大仏で有名な東大寺に対するものであるが、南都七大寺の一つとして、奈良時代は薬師金堂・弥勒金堂・四王堂・十一面堂・東西の五重の塔等が立ち並ぶ壮大な伽藍とこれらに多数の仏像が安置されていた。しかし平安時代には一時衰退し、更に火災等で多くの堂塔が失われ、興福寺の支配下に入った。鎌倉時代には叡尊によって密教と律宗の根本道場として荒廃した西大寺が復興されたが、室町時代に火災で大変な被害を受け、現在の伽藍のすべては江戸時代以降の再建である。明治に入り西大寺は真言宗から独立し、真言律宗を名乗っている。現在の本尊は釈迦如来である。 |
東門 |
東門・塔頭(清浄院) |
四王堂 |
四王門 |
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愛染堂 |
東塔基壇 |
鐘楼 |
本堂前の手水舎・護摩堂 |
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塔頭 |
護摩堂 |