日本の城跡
談山神社
略史 桜井市多武峰に鎮座、藤原鎌足を祭神とす。678年に鎌足の長子、僧定恵が父の遺骸の一部を多武峰に改葬し、十三重塔を建て、翌年に堂舎を建てて妙楽寺と号したのがその初めである。因みに現在の十三重塔は1532年の再建。701年に聖霊殿を設けて鎌足像を安置した。のち外語天皇から、「淡山権現」、後花園天皇から「淡山大明神」の号を賜り、つねに国家を鎮護する神として大きな崇敬をえている。江戸幕府から朱印領3000石を寄進されている。しかし明治の神仏分離令により、山内の多くの寺院は破却された。1874年に別格官幣社に列格した。 |