日本の城跡
龍王陣屋
略史 関ヶ原の役後、豊前の国主となった中津城主細川忠興は、3年後弟幸隆に一万石を与えて龍王城主とした。しかし幸隆は在城5年で死去した為、一族の長岡好重・重政父子を城代とした。1632年に細川氏が肥後熊本に転封、摂津三田より松平重直が入封したが、龍王城は荒廃していた為龍王山麓に陣屋(居館)を構築した。1640年、重直は豊後高田に移封となり、龍王は幕府直轄領となった。1669年、丹波福知山から肥前島原へ転封になった松平忠房に当地が与えられ、以後明治まで当地は島原領となった。 |