日本の城跡
江田神社
江田神社参道鳥居 |
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略史 「続日本後記」の837年8月の条や「延喜式」神名帳に日向国宮崎郡に「江田神社」と記載され、式内社に列している。また「和名類聚抄」には宮崎郡に「江田郷」の記載があり、境内から10世紀前後の須恵器も出土したことから、創建当初の位置に現在も鎮座していると思われる。970年には神階が最高位の正一位まで進み、社勢を誇った。中世には那珂郡に属し、京都の「清滝宮勧進神名帳」等に記載され、日向を代表する神社であった。江戸時代には幕府領伊東氏飫肥藩預地であった。しかし1662ねんの外所(とんどころ)地震の大津波によって社殿を失ってからは衰退し、一村落の産土神の扱いになった。津波により貴重な歴史資産が多数失われてしまった。明治になり、県社に列格し、同40年に神饌幣帛料供進神社に指定された。 |