日本の城跡

玉陵

石碑
 訪問日  H26年 1月
 ポイント  沖縄県最大の破風墓。墓室は三つに分れ、中室は洗骨前の遺骸を安置する部屋、東室は洗骨後の王と王妃、西室は玉陵碑に記されている一部の家族が葬られている。琉球時代は葬儀の後、葬制に基づき遺骸が骨になるまで放置し、数年後に骨を取り出して洗骨した。洗骨した後に遺骨を骨壺に収め、それぞれの室に納めた。
 印象  沖縄訪問第一号で玉陵を訪問。ここも砲撃でかなり打撃を受けたらしいが復元。沖縄の墓は民間の亀甲墓も石造で立派だが、これはすごい。石垣でがっちりと造られ威厳がある。二重に仕切られ、カーブした石塀、細かく細工された欄干等の構造物、墓室の上の石獅子など。また資料館での説明で、墓室内・歴史がよく分かった。
 地図  
図をクリックすると拡大します

略史  琉球王国、第二尚氏王統の歴代国王が祀られている陵墓。そもそもは第三代尚真王が父、尚円王を葬るために建築したもの。戦争で大きく破壊されたが、戦後復元され、このたび世界遺産に登録された。

入口付近

同と玉陵

西の番所跡

墓地跡・資料館

東の御番所・石塀

前門


前庭と前門

前庭と後門

後門

前庭にある玉陵碑

前庭の丸みのある石塀

墓室前と東室と石獅子

同石獅子

東室・中室・西室

東室・中室

西室

同石獅子

細工された構造物


石塀の石


戦争による破壊

復元

室内部写真



玉陵前の首里高校