日本の城跡
川之江陣屋
陣屋碑
訪問日
H23年 2月
ポイント
陣屋門が畠山城近くの八幡神社境内に移築現存している。この陣屋門は二層の陣屋門として貴重な遺構である。他の遺構はない。
印象
川之江駅前のアーケードを左に行った愛媛銀行の向い側の民家の前に陣屋碑がひっそりとたっている。畠山城への途中に八幡神社があり、境内の奥に陣屋門を発見、唯一の遺構。神社脇に土佐北街道が走っていた、歴史を感じる。
地図
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略史 一柳直盛は大阪の陣の軍功で加増うけ6万8千石の西条藩主となったが、赴任途中の大阪で病没した。遺領の内嫡男直重が3万石で西条藩を継ぎ、三男直頼が1万石で小松を、次男直家が2万8千石で川之江と播磨小野を分与され当地に陣屋を構えた。しかし直家は嗣子無く病没、後継の養子直次は播磨小野に1万石で移封され、川之江藩は廃藩となった。以後川之江は天領となり、代官支配となった。
八幡神社境内の川之江陣屋門
川之江陣屋跡周辺
松山道とこんぴら道の道標
八幡神社
神社脇に通る土佐北街道