日本の城跡
下田城
(別称:鵜島城)
遠望
訪問日
H17年12月
ポイント
伊豆半島東南端、下田港の湾口を扼する西側の半島全域で、いくつもの入江を持っている。本丸・曲輪は土塁・空堀で防備されておりこの広大な規模を持った海賊城は全国屈指。
印象
公園になっている。又、日米修好条約調印の記念碑があった。後北条水軍の城で小田原の役でも奮戦したらしい。水軍城だが山城で、本丸を中心に各尾根に曲輪を持ち、しっかりと土塁・空堀に守られていた遺構が残っている。
地図
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略史 下田は後北条方の玉縄衆朝比奈孫太郎の所領であったが、豊臣秀吉との関係が風雲急を告げた為伊豆衆筆頭の清水康英を北条水軍の総大将として守備させた。清水氏は豊臣水軍の大軍を相手に奮闘し、1ヶ月持ち耐えた後開城した。北条氏没落後、徳川家康が伊豆を領し、戸田忠次が入城立藩した。戸田氏転封後は廃藩、天領となった。
開港記念碑
主郭城塁
主郭へ
主郭
虎口
土塁・空堀
同
同
城塁
土塁
城塁
雁島
堀切
堀切
下田市内
唐人お吉の寺