日本の城跡

大給城

松平乗元の墓
訪問日 S63年 9月、H28年 5月
ポイント 松平郷から足助街道へ出る地。三河における中世城郭のうちで法面に石塁を設けた数少ない城。野づら積みである。井戸曲輪は現在のダム施設だ。
印象 山城。夕闇と雨の中、雑木林の細道を駆け上る。尾根に出ると松平城初め、山々が見える。更に右に行くと石柵に囲われた松平乗元の墓があり、手前に竜岡城主松平乗利の銘がある手洗鉢があった。お墓のせいか気味悪くなり早々に引き上げる。再訪。最初、逆の山に登りスタミナ消耗。やっと案内の登城口からスタート。すごい城跡だ、全体が巨石のかたまり、迫力に圧倒された。途中の井戸曲輪の方に、なんと可愛いカモシカがじっと自分をみつめていた、感激!登城再開、次々と巨石が飛び込んでくる。これらに伏兵を配したら攻め方はつらいだろう。本丸はさらに石垣を積んで防御、すごいこんな城があったのだ。物見の巨石からの眺めも絶景。
地図
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略史  岩津城主松平親忠の次男乗元が長坂氏が拠っていた大給に居住し、大給松平氏の祖となった。以来代々続いたが、徳川家康の関東入部に従って上野那波に移り当城は廃城に。その後三河西尾、美濃岩村、豊後府中大給氏の祖となり繁栄した。
登城口
大給城から松平城方面

再訪・登城口

松平乗元の墓

城域へ

外郭

竪堀

城碑、東尾根の堀切

土塁

U曲輪虎口

内部より

U曲輪、巨石がごろごろ

虎口・櫓台



U曲輪・土塁

U曲輪・櫓台

U曲輪・虎口

同内部より

U曲輪

水の手曲輪

水の手曲輪

なんとカモシカ君!


T曲輪切岸

曲輪・水の手曲輪分岐点

曲輪

T曲輪切岸


竪堀

曲輪
巨石
曲輪・断崖

曲輪

T曲輪・巨石

巨石

同・虎口

真っ二つの巨石

虎口

同の巨石

物見台


下の曲輪

虎口

T曲輪(左側部分)


同・櫓台

同・城碑

虎口

T曲輪を分ける石垣


T曲輪(右側部分)


下の曲輪

曲輪

曲輪

城壁のような巨石


曲輪

曲輪・巨石

V曲輪

曲輪

クジラのような巨石

U曲輪の城塁

竪堀

巨石がごろごろ



曲輪

U曲輪切岸

堀切