日本の城跡

古宮城

麓の白鳥神社
訪問日 S63年 7月、H28年 5月
ポイント 東西二つの曲輪で形成される一城別郭形式。出曲輪の西郭は同心円状に幾重もの堀と3m.の土塁で防御。更に本郭の東曲輪には10m.強の桝形虎口を擁している。当城は武田流築城の典型である諏訪原城を小型にした縄張りで、中世から近世に移る過程の城郭の見本。
印象 こんもりとした杉林の小山。曲輪・堀が残るが夏の雑草で武田流の縄張りははっきりは分からなかった。亀山城とは800m.の距離にある。再訪。木も伐採され整備されて見やすく、これがまたすばらしい。大給城は巨石に圧倒されたが、ここは曲線を伴った土塁と多重の空堀を巧妙に使った城、まるで迷路のようだ。大満足!
地図
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略史  奥平氏の亀山城の向かいに位置する。武田信玄が度々、主家を変えている奥平氏を監視する為に馬場信春に命じて築城させたといわれる。しかし城の規模等からみて、単なる監視の為というより三河進出の拠点とする目的で築城したと思われる。

遠望

白鳥神社・城碑
土塁・空堀






再訪・白鳥神社

桝形虎口へ

主郭土塁

主郭土塁

主郭手前の郭

主郭前の横堀・竪堀

内桝形虎口と樹齢400年以上の大桧

内桝形虎口

主郭

主郭を分割する土塁

同土塁から虎口を振り返る

同土塁の先端から振り返る

同先端から主郭下の北側郭と土塁

主郭の右側土塁

主郭北側下の登り土塁

主郭の右側土塁

同上から見た主郭を分ける土塁

同上から見た副郭と主郭を分ける大堀切

同上から見た主郭虎口

同上から見た副郭と大堀切

左側主郭

虎口附近の主郭土塁

主郭下の郭

主郭と副郭を分ける大堀切

主郭南西角の隅櫓台か

副郭虎口

副郭土塁

副郭下の横堀・郭

副郭土塁

副郭土塁と副郭を分断する土塁

副郭北側虎口方面

副郭

副郭土塁

副郭南側下の虎口

同虎口と下の土塁・横堀

同下の土塁・横堀

同土塁・横堀

同と副郭の郭群

副郭土塁

主郭切岸と大堀切

大堀切を渡る土橋

同大堀切

同大堀切

大堀切の堀底から主郭切岸と郭群

副郭の郭

副郭下の土塁と横堀



更に下の土塁・横堀





大堀切の下の部分


副郭下の郭群

土塁

竪堀

横堀

主郭切岸

同切岸に掘られた動物の冬眠用の穴


主郭南東の虎口

主郭東側の郭・竪堀

主郭東側の土塁・横堀

主郭南側内桝形虎口方面を見る

主郭東側の土塁・郭群


同にある竪堀

南側から見る


同・大堀切

切岸

白鳥神社