日本の城跡

竜泉寺(別称:竜泉寺観音)

仁王門
訪問日 S63年 3月, 7月
ポイント 尾張四観音の一つ。四観音は家康が名古屋城築城の際、城の鬼門の方向にあたる寺院を鎮護する目的で定めたと言われる。同時にいずれも主要街道に面し、非常時の砦の役割もあった。仁王門・木造地蔵菩薩立像は重要文化財、その他本堂・多宝塔・鐘楼等がある。
印象 庄内川・濃尾平野を見下ろす景勝地だ。他方、庄内川の絶壁の上に立つ要衝でもある。城が築城された理由が分かった。美濃・信州に通じる多治見街道を押さえている。
地図

略史  延暦年間、伝教大師最澄が創建した。戦国時代、小牧・長久手の戦いの時、豊臣秀吉はここに陣をしいたが徳川家康が兵をまとめて小幡に引き上げた為、堂宇に火を放って楽田の本陣に帰った。その後秀純和尚が堂塔を再興した。
本堂
多宝塔
 
遠望