日本の城跡

持舟城(別称:用宗城)

遠望
訪問日 H17年 7月
ポイント その名のとおり海上警備の城とともに、日本坂を越え駿河に通行する者を監視する関所も兼ねていた城。
印象 JR用宗駅裏の小山にある。山頂に観音堂があったらしい。昔は参拝者もいたとおもわれるが、今は社も建物も無残に崩壊している。みかん山への農道を利用して車で神社の近くまで行く。途中に石垣があったが、これは近年のものであろう。遺構はあまりないが麓の大雲寺は城の一部であろう。
地図
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略史  今川氏真に属する一宮氏が知行し、武田氏が領有した時は水軍の将、向井正重が入城した。その後徳川家康の駿河侵攻で、武田軍は駿河領有をあきらめ甲斐に引き揚げ始めたことから、時の城主朝比奈氏秀は開城して久能山城に敗走した。
遠望
本丸
観音堂・本丸
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