日本の城跡

見付端城(別称:端城)

大見寺
訪問日 H17年 8月。  H18年 5月
ポイント 平城で特段、城跡らしき遺構は少ない。
印象 最初に行った矢奈比売神社が見付端城ではないとのことで再度訪問。近くの大見寺が城跡とのこと。案内もあった。土塁の一部らしきものがあり、堀の役目をした中川が脇を流れている。北側の公民館や小学校が古城、二の丸にあたる。しかし台地城の神社も含めた範囲が城域と考えた方が自然か。
地図
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略史  今川範国は足利氏を後盾に基礎を固め、南朝方との戦いに終始した。今川氏は元弘、建武の乱で戦功をたて遠江、次いで駿河守護になり見付に居住した。その後今川宗家は駿河に進出、遠江今川了俊の居城となった。後年、今川義元が今川宗家の後継になる際、反義元派に属した為攻略された。
大見寺内土塁
大見寺内土塁
北の館
中川沿いの北館
              (上の下一段は近隣の矢奈比売神社(当地が見付端城との説もある。土塁・空堀的なものあり。)
旧見付学校
省光寺
府八幡宮
遠江国分寺
                                         磐田市内