日本の城跡

明通寺

本堂と三重塔
訪問日 H25年 5月
ポイント ”海のある奈良”と呼ばれる港町小浜には、100を超える寺院がひしめいている。明通寺もその一つで真言宗御室派。本堂・三重塔はいずれも国宝。本尊の薬師如来坐像はじめ、降三世明王立像、深沙大将立像が重要文化財。他に江戸時代再建の山門、鐘楼、回遊式庭園、樹齢500年のカヤの木などある。
印象 国宝の寺として有名で是非行ってみたい寺だった。受付の人が、自分一人にもかかわらず案内してくれて、よく分かった。歴史は古く、9世紀初めに創建。その後武家との関係を深めて寺領を拡大し、大伽藍を誇った。しかしその後の衰退して国宝の二つだけ残った。大きなそりが美しい檜皮葺の屋根の本堂、しっとりと建つ三重塔、豪壮な山門、回遊式庭園、重文の仏像等々、なにかほっとした時間だった。
地図
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略史  縁起によれば、806年北陸地方を巡行中の坂上田村麻呂が創建したとされる。現存する本堂・三重塔は鎌倉時代中期に、中興の祖である僧・頼禅によって復興されたもの。
回遊式庭園 山門
客殿 本堂 三重塔
近隣風景