日本の城跡

山形城(別称：霞ｶﾞ城）

二の丸東大手門

訪問日	Ｈ７年　２月　　　　　　　　　　　　　Ｈ１３年　７月
ポイント	現在は二の丸の遺構を残すのみだが高い石垣と土塁と深い濠を持ち、本丸、二の丸を囲む三の丸は東西１．６キロ、南北１．５キロという全国有数の広大な規模っであった。最上氏以降城主が頻繁に替った城。
印象	一段と寒い冬、復元中の山形城に行く。どっしりとした感じを与える、さすが戦国出羽を制覇した最上家の城だ。広大な規模だけに今はスポーツ施設、郷土館等文化施設となり市民の憩いの場で役立っているようだ。
地図

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略史　　斯波兼頼が築城、子孫は最上氏を名乗る。義光の時拡張整備し、又対立した一族の天童古城、東根城などを攻略し最上一円を支配した。関ヶ原の役で上杉氏を牽制、軍功たて加増うけ山形庄内を領有した。しかし義光死後家督相続争いが勃発し幕府が調停したが和解を拒否した為義俊の時近江大森に減封された。その後譜代の島居、保科、越前松平、奥平、堀田、越前松平、奥平松平氏と幕閣首脳にいた譜代大名の左遷地となり次第に所領は縮小した。次に堀田、大給松平、幕府領、秋元氏が続き幕末水野忠精が入封した。最後の忠広は奥羽越同盟に加盟し新政府軍に抵抗したが敗戦、近江朝日山へ移封、廃藩となった。

二の丸東大手門

二の丸東大手門多聞櫓・最上義光像

二の丸東大手門

二の丸水堀

北門

水堀

北門

西門

西門桝形

　　済生館

二の丸東大手門

一文字門・石垣