日本の城跡

根古屋城

遠望(写真を全部取り替え)
訪問日 H4年11月、H25年 1月
ポイント 城地は入り込んだ谷田を見下ろし、背後には牧馬に好適な台地を控えている。城は舌状台地の先端を利用した、典型的中世の小城郭。城の西側は急崖になっており、台地続きの東と南側には二重の堀切で台地と断絶、防備を強化している。主郭はほぼ長方形の平坦な土地で、櫓台跡と思われる天満宮を東北に祀り、台地続きの東と南に土塁を巡らしている。
印象 時間が無く遠望。地方の館兼城郭の感じ。20年ぶりの再訪。日蓮宗の古刹・法宣寺の対面の小高い丘にある。天満宮がある所が主郭らしい。その周囲に曲輪・腰郭等で固めている。西側の崖下は水田・湿田であり、水路があったらしく舟入り場があった。陸続きの東と南は高い土塁と今は東南角周辺が消えているが二重の堀切があったらしい。こじんまりとしているが、期待以上の城だった。
地図
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略史  千葉氏の一族で四家老の一人円城寺氏が拠り、一旦廃城したが、戦国末期は粟飯原氏が在城という。千葉氏の家格の高い家臣の居城であった。
西側入口付近 同登城口 北側にある要害の家
虎口 天満宮(主郭)へ 主郭下の曲輪 主郭から振り替える 天満宮(主郭)
同の土塁 同と虎口? 同の土塁
同土塁上 同から西側下 同から南側二重堀切(内堀) 南側二重堀切間の曲輪 東側二重堀切(内堀)
同の二重堀切間の曲輪 同の二重堀切(外堀) 掘の内 曲輪から主郭土塁 主郭土塁
西側より南側二重堀切(内堀) 同二重堀切間の曲輪 同にある炭焼窯跡 同曲輪
同からの主郭土塁 西側にある水堀跡
水堀に架かる土橋跡? 西側下にある船着場跡 曲輪土塁
対面にある日蓮宗の古刹法宣寺