主郭 |
訪問日 |
H28年 3月 |
ポイント |
城は手賀沼を望む台地上に築城されている。台地先端東側に主郭を置き、その西側に二郭を置く複郭の連郭式城郭である。主郭は周囲を囲む土塁と空堀が良く残り、土橋で繋がる二郭も土塁・空堀で固めている。更に二郭外周に外郭を置いている。主郭・二郭の空堀には横矢を掛けている。外郭にも土塁と腰郭がある他、金塚古墳があり当時は物見台として機能していたようだ。豪族の居館として戦国期にも使われていた。 |
印象 |
入口が分からず地元の人に聞く。民家の裏から通れるということで、その人に案内してもらい民家の土地を勝手に通り登城。途中、櫓台を見ながら主郭へ。規模は小さいがしっかりした虎口があり、土塁・空堀が巡っている。更にもう一つの虎口、土橋を渡り二郭へ。ここも土塁が巡り、空堀もしっかりと固めていた。二郭の先に外郭的なものがあり、古墳があった。ボーイスカートの訓練場になっているようだ。この城は主郭・二郭は堅固であるが、その先の区画が明瞭でなかった。全体としてこじんまりしていたが、よく整備され見やすく面白かった。 |
地図 |
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